クリスマスローズの育て方
クリスマスローズは冬に花を咲かせ、生育期と半休眠期がある植物です。
春に花を咲かせる多くの植物とは少し違う生態を持つクリスマスローズの育て方についてご紹介します。
植え付けについて
クリスマスローズの植付けは、10月~12月までが適していますが、明けて3月まで可能です。
育てる場所
夏は風通しが良く日陰または半日陰になる場所、秋・冬・春は日当りがよく、冷たい風が直接当たらない場所が適しています。
肥料について
9月下旬~5月の生育期には定期的に肥料を与えます。肥料は葉を見て栄養状態を確認しながら与えましょう。
休眠期には肥料は与えません。
水やりについて
基本的には、土の表面が乾いたら、十分に水を与えましょう。
夏の暑い時期は、水のやりすぎは厳禁です。水をやりすぎてしまうと根腐れをおこしてしまいます。株の様子を見ながら水を与えましょう。
手入れについて
○花がら摘み
種を取らない場合は、早めに花を切り取ります。
花がらを摘むのは、クリスマスローズが種をつけると種に栄養がいくことになり、他への影響があるためです。
○古葉切り
古い葉や傷んだ葉は、元から切り取ります。古葉切りを行うのは、株元まで十分な日を当てるためです。
また古い葉や傷んだ葉は、病気になる可能性が高くなるので古葉切りが必要になります。
○支柱立て
クリスマスローズは雪の中でも花を咲かせることのできる植物ですが、風や雪の重さで茎が折れてしまわないように、有茎種は支柱を立てる必要があります。
害虫について
アブラムシ・ヨトウムシ・ハダニに気をつけましょう。薬剤散布により予防・駆除してください。
病気について
灰色カビ病やブラックデスに気をつけましょう。灰色カビ病とは、葉の先が茶色くなり病状が株まで広がってしまうと枯れてしまいます。春や秋の湿度が高い時に発生しやすくなるので殺菌剤を散布するなど予防策を行いましょう。
ブラックデスとはウイルス性の病気です。はさみなどの道具から感染することがあるので清潔な道具を使うようにします。
植え替えについて
クリスマスローズの鉢植え栽培をしていて、花が咲かなくなってしまった場合は、根づまりを起こしている可能性が高いです。植え替えをしましょう。また、市販の開花株は根が張っていますので、購入したら早めに一回り~二回り大きな鉢に植え替えをしましょう。
※なお、『涼花』(SUZUKA)では次のような配合の用土を使っています。ご参考にしてください。
赤玉3:鹿沼土1:日向軽石1:馬ふん堆肥2:パーライト1:ゼオライト1:もみ殻くんたん1
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