クリスマスローズの特徴
クリスマスシーズンに咲くことからその名がついたクリスマスローズですが、実のところクリスマスに咲くのは、原種クリスマスローズの品種だけです。クリスマスローズはオリエンタリス系とニゲル系がありますが、オリエンタリス系はクリスマスが過ぎてから花期を迎えます。
冬に花を咲かせる
クリスマスローズは、冬から早春に花を咲かせます。通常、冬は日光が弱く花が育ちにくい季節ですが、クリスマスローズは日陰を好みさほど日光を必要としません。オリエンタリス系なら2~4月、ニゲル系なら1~3月が見所です。
日本の美意識を感じる
クリスマスローズは、雪の降り積もる時期に花を咲かせます。クリスマスローズは花を咲かせる時、上向きではなく横から下を向いて咲きます。真っ白な雪の中でうつむき加減に、恥らうように咲くその姿はとても健気です。クリスマスローズは西洋の花ですが、健気で質素に咲く姿は日本の「侘び」「寂び」に共通するものがあります。
花の色が豊富
クリスマスローズは、花色が豊富です。白・黄色・赤などの一般的な花の色はもちろん、緑・黒・グレーなどもあります。また、花びらの外周が異なる色で縁取りされたピコティもあり、他の花にはあまり見られないバリエーションの豊富さが魅力です。
宿根草
クリスマスローズは、宿根草です。宿根草は冬になると地上部が枯死するのですが、これは冬眠のサインで春になると再び発芽し生長します。そのため、宿根草は少々手入れをさぼっても毎年花を咲かせてくれます。クリスマスローズは毎年健気に咲いてくれます。
長く鑑賞できる
クリスマスローズは、他の植物よりも長く鑑賞することができます。クリスマスローズの花びらのように見える部分は、実はガク片が発達したものです。
ガク片は受粉した子房を守るため落ちることなく長く留まるので、長い間鑑賞を楽しめます。
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