多肉植物の育て方
エケベリアやグラプトベリア など、可愛らしい姿が魅力の多肉植物はお部屋のインテリアとしても人気のある植物です。多肉植物のある生活を始める方にお役立ていただきたい、多肉植物の育て方をご紹介します。
育て方のポイントはよく観察すること
多肉植物の育て方のポイントは、よく観察してあげることです。多肉植物は、ほとんどが水で構成されていますので、水をあげ過ぎると腐れてしまいますが、足りないとふっくらとした見た目に変化が起こります。
水を欲している時はスリムになり、足りている時は丸みが強くなります。また、多肉植物はお日様が大好きで、光がないと葉の色素も抜けやせ細ってしまいます。室内で育てる場合は、定期的に日当たりの良い場所で日光浴をさせてあげることも必要です。
季節別の育て方
○春
植物にとって生長期である春には、冬の寒さが和らぎぐんぐん生長し始めます。植物の根は鉢の中で活発に動き土は乾きやすくなりますので、土の表面が乾いてきたら水をたっぷりと与えてください(1週間に1回ぐらいが目安です)。また春になると大好きな日光を浴びることができますが、この時期は日差しが強いため日光を急に浴びると日焼けしてしまいます。まずは日差しの弱い曇りの日に出したり、新聞紙をかけたりして徐々に慣れさせます。
○夏
梅雨の時期は、空気中に湿気として水分が多いので水やりの回数を減らしても大丈夫です。葉の状態を見ながら、回数を調整して水をあげましょう。また、多肉植物は真夏の強烈な紫外線に弱いので、遮光ネットをかける等して、50~60%程度遮光してあげるといいでしょう。室内の場合は、クーラーの効いた涼しい部屋でも大丈夫ですが、直風が当たらないように気をつけましょう。
○秋
春同様に、土が乾いたら水をたっぷり与えます(1週間に1回くらいが目安です)。秋は日差しも弱まりますので、日の当たる場所に移動して日光浴をさせてあげましょう。
適度に日光を与えることで、葉色が鮮やかなオレンジ色や黄色、赤色に変化し紅葉を楽しむことができます。肥料を控えめにすると紅葉がきれいに色づきます。
○冬
気温の下がる冬は、凍害から守るために水やりを控えます。水を減らすことで多肉植物内の濃度が上がり、凍らなくなります。ひと月に1~2度、午前中の暖かい時間帯にあげますが、水やりを完全にストップする必要がある寒さに弱い品種もあります。北風の当たる場所は避け、日当たりの良い所で育てましょう。
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